追い証とは?

信用取引のリスクの項目で、追い証というものをそれに加えていたのを覚えていらっしゃいますでしょうか?
この追い証についてもう少しまとめてみましょう。
これを「リスク」として扱うことに違和感を感じる方も多いかも知れませんが、まずは気を付けておかなければいけないこととして、認識して頂ければよろしいかと思います。
現物の取引であれば、何の問題もないところですが、信用取引の場合は保証金が発生するのです。
これは高いレバレッジ率が売り物のFXや実体のない対称に投資する金融先物取引などでも発生するものです。
言ってみれば、発生する可能性のある評価損に備えて、あらかじめ積んでおくお金のことです。
株価が下落してこの保証金では足りなくなった場合に、この「追い証」を差し入れることを証券会社から求められます。
この基準は、各証券会社が定めた委託保証金率によっています。
保証金維持率とは、「保証金維持率(%)=( 保証金-建玉の評価損 )÷建玉金額×100」という式で求められます。
この式で算出した保証金維持率が20パーセントで、委託保証金率が33パーセントであれば、13パーセントに当たる金額を差し入れて、保証金率が33パーセントを超えるようにしなければなりません。
建玉の金額が300万円だった場合は、39万円差し入れなければなりません。
こういう性質ものですから、この追い証だけを単体のリスクとするのは不適切かも知れませんが、追い証は信用取引にのみ発生するものですので、他のリスクに対するのと同じように気を配っていなければなりません。
ところで、追い証を求められた場合は、それだけ持ち株が利益をもたらしていない=含み損が多い状態です。
空売りしている場合は、株価が上がっているということになります。
追い証を差し入れると言うことは、この取引をさらに続けると言うことになります。
引っ張れば良いと言うものでもありません。
このまま続けるか、損切りするかをまず考えて、それから態度を決定します。
払わないでいると、強制的に決済されます。
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